Dive Into The World

話題のニュースがどんな意味を持つのかを分かりやすく解説。普通の人たちと専門家をつなげるようなブログを目指します。

あなたがSNSをやめたい時に読んで欲しい。

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さて、いきなりですがSNSを心底楽しんでやっている人にはお勧めできない投稿を今日は行います(笑)。

なぜなら今日は、SNSを辞めた私が

SNSを本当に楽しんでる訳じゃないんだけど、何となくやめられない人。」

「やめたいけど何となく踏ん切りがつかない人」

の背中を押す投稿だからです。

 

なので、この投稿を観て「SNSやめたくなった。どうしてくれるんだ!」ってクレームはなしでお願いします。ちゃんと警告しましたからね!ww

 

ワシントン・ポストの女性記者を苦しめたSNS広告

さて。

まず、私は下記の投稿でも書いたようにSNSをプライベートでは辞めました(仕事上アカウントを削除できないので、どうしても使用しなければならない時だけ使ってます)。

 

 まず、今日この投稿を書こうと思ったのは下の記事を目にしたからです。

 

11月末にワシントン・ポストという新聞の女性記者のツイートが発端になったのですが、実はこの女性記者が残念なことに妊娠中にお腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまったのです。そして、そのことをSNSで投稿したところベビー用品などの”赤ちゃん関連の広告”が表示されるようになったとのこと。さらにフェイスブックでそれらの広告の配信を停止させようとしたところ、今度は養子縁組の斡旋業者の広告が表示されるようになったとそうです。

 

当然本人もそのような投稿を不用意に行ったことを自分のミスだったと自覚はしているようです。しかし、このような広告が表示されるのを止めるためには、手動で複雑な手順を踏まなければなりません。なぜなら、SNSは基本的に広告収入で利益を得ているため、そう簡単に広告表示を止められては困るからです。

それが非常に複雑だったため、この女性記者は広告が早く停止されるように「死産」というキーワードを入れた投稿をしたそうなのですが(それはそれでどうかと思いますが、冷静な判断ができる精神状態ではなかったということでしょう)、今度は”養子縁組”の広告が流れるようになり、さらに精神的に追い込まれたのだとか。

最終的にこの女性記者はこのような記事をSNSの企業に向けて行いました。

 

テクノロジー企業のみなさん、どうかお願いします:私が妊娠していた、あるいは出産に臨んだことがわかるほど、あなた方のアルゴリズムが賢いのなら、私の赤ちゃんが亡くなったことも理解できるぐらい十分に賢いものにしてほしい。そして、それにふさわしい広告にしてもらいたい。あるいは、もしできるなら、広告など一切表示しないで。

 

 ”子供を亡くした女性の悲痛な叫び”としか言いようがありません。

 

そもそもSNSは何のためにあるのか?

この件については、確かに彼女にも無防備な投稿をした責任はあるかとは思います。もちろんそれは彼女自身も理解しているのでしょう。

ただ、ここまで極端な例を出さなくても、皆さんも普段SNSを利用していて「広告うざい!!」と思ったことは何度もあるのではないでしょうか? Googleなどで「Instagram」「広告」とかで検索すると、すぐに「Instagramの広告をブロックする方法」といった検索結果がずらずらと出てきます。それだけ誰もがSNSの広告を嫌がっているということでしょう。

 

しかし、残念ながらSNSとは”そういう物”なのです。

なぜなら、SNSというのはそもそも私達の生活を楽しくしたりするためにあるのではなく、企業が私達に利用させることでそこから個人情報を取得し、それを利用して収益を上げるためのシステムだからです。

それを勘違いして「生活を楽しくしてくれるもの」だと思うから、苦しめられるのです。

 

楽しみや利便性には必ず対価が必要になります。SNSはそれが非常に分かりづらいため気づいていないだけなのです。

SNSの広告を利用する側に回ると分かりますが、恐ろしいほどの個人データが日々抜き取られ”ビッグデータ”として収集されています。その精度は恐るべきもので、年齢、性別、居住地はもちろん、年収や趣味、友人関係、どこでどのような発言をして、どのような消費性向を持っているかまで、ほぼ”個人を特定できる”レベルで収集しています。

実際にその解析データから得られた「ペルソナ」を見ると、「これ、俺じゃんwww」って恐ろしくなる位です。

 

※ペルソナというのはマーケティング用語の一つで商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルのことです。

実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定し、そのペルソナに合わせたマーケティング戦略を展開します。

 

そのビッグデータを収集する企業がSNSの企業から個人情報を購入。さらにそれをデータ解析会社へ”転売”し、その会社は解析したデータを個別の企業が使いやすいように加工し販売する。もちろん、そのあらゆる段階でIT関連の技術を有した企業が関わって、莫大な売上を取得します。

 

みなさんがSNSを利用することによって、数千万、いえ億単位のお金が日々動いているのです。そんなSNSを利用した”集金システム”がお金を生み出す元となる個人情報を逃すはずがありません。SNSあるいはインターネットは確かに日々の生活を便利にしてくれます。しかし、その反対側では自分という存在そのものを切り売りしているという現実があることを忘れてはいけません。

 

先程も書いたように

 

SNSというのはそもそも私達の生活を楽しくしたりするためにあるのではなく、企業が私達に利用させることでそこから個人情報を取得し、それを利用して収益を上げるためのシステム

 

です。

多分みんな心のどこかでそれは分かっているはずですが、ついつい目の前の利便性に負けてSNSを続けてしまっているのだと思います。

ですが、これは本当に大事なことです。あなた自身の存在に関わることなのです。そのことをもう一度考えてみる価値はあるのではないでしょうか。

無理して止める必要もありませんし、無理して続ける必要もありません。

決めるのはあなたです!

 

今回も長文を最後までお読み頂きありがとうございました😆