Dive Into The World

話題のニュースがどんな意味を持つのかを分かりやすく解説。普通の人たちと専門家をつなげるようなブログを目指します。

日本人なら知っておいて欲しい!! 世界を牽引する超巨大プロジェクト「インターナショナル・リニア・コライダー」

f:id:Kogarasumaru:20180711214328j:plain

 

突然ですが質問です。

「インターナショナル・リニア・コライダー」という言葉をご存知でしょうか?

 

どこかのゲームに出てくる必殺技のようですね。

「必殺!! インターナショナル・リニア・コライダー!!

∂-_-)=○○○)))))))☆

的な。

 

残念ながら全然違います。

 

インターナショナル・リニア・コライダー (略称: ILC。国際リニアコライダーとも)とは、実は日本への誘致が進められている超大規模な国際的科学技術プロジェクトの名前です。

これが実現されるかどうかで、日本の100年先の未来が決まると言っても過言ではないほどの超重要プロジェクト。

どういうプロジェクトかと言いますと・・・

 

国際リニアコライダー(ILC)は、49の国と地域の300以上の大学や研究所の科学者やエンジニア2,400人以上が参加する国際的な取り組み。

全長約20km、絶対零度に近い超低温に保たれた超伝導加速器空洞(トンネル)を岩手県の地下に建設する。

そのトンネルの両端から中心に向けて電子と陽電子を加速させて発射。電子と陽電子のビームが1秒間に約7,000回、250ギガ電子ボルト(GeV)の重心系衝突エネルギーで衝突し、大量の新たな粒子が生成させることで宇宙開闢(かいびゃく)の謎を解き明かすプロジェクト。” 

 

です。

分かりませんよね?

大丈夫です。

私もほとんど分かってませんから!!!(笑)

 

 細かい仕組みはさておき、この件に関しては下記のことを理解して貰えば充分です。

それは

 

「宇宙開闢の謎を解き明かすという国際的な超巨大プロジェクトが、日本の岩手県に誘致されようとしている。

これが実現されれば、世界中の最先端の知能を持つ科学者が日本に集まり、新時代の技術や知識が日本から生まれることになる」

 

ということです。

 

例えば、皆さんが普段使っているWebサイトですが、これもCERN(セルン。欧州原子核研究機構)というスイスにある研究機関が、自分たちの情報をやり取りするために構築したシステムが元になっています。

このような次世代システムが日本から生まれる可能性が非常に高いのです。

 

また、この素粒子加速器とは人間の髪の毛よりもはるかに小さい領域に200億の電子または陽電子が集中させるというとてつもない技術が必要になります。

それを実現させるために、日本に世界中から世界最先端を技術を持ったエンジニア達が押し寄せることになるでしょう。彼らとの共同作業による技術発展と科学技術産業の拡充が起こることは火を見るより明らかです。

 

その建設候補として岩手県が挙げられている。

しかも、これは日本が勝手に主張しているのではありません。

加速器に必要な超精密機器を製造することが可能な企業が日本には数多くあり、地下の岩盤も強固。「国際的研究者が世界中の候補地を見て、北上サイトが一番適切な所とした判断している」のです。

 

後は日本政府が「YES!!!」と言うだけ!!

それだけでこのような超巨大プロジェクトが日本に誘致可能なのです。

 

でも、日本政府はずっっっっと二の足を踏んでいます。

様々な国際研究機関から「日本がベスト!! 早く決断しろ!!」と言われているにも関わらずに、です。

 

なぜか??

理由は

 

「日本は財政赤字だから」

 

だそうです。

 

どアホが!!!

 

大事なことなのでもう一度言います。

 

この、どどどどアホが!!!!

 

 

確かにタダでこのようなプロジェクトが誘致できるわけではありません。

しかし、このプロジェクトは国際的なプロジェクトであるため、様々な国でその建設に関わる費用は分担されます。

実際に日本が負担するのは10年間で3,000億円(建設に10年掛かるため)。

1年当り300億円ぽっちですよ!!!

 

世界第三位の経済力を誇る国が何を迷っているのか!!??

たったそれだけの投資で世界最先端の技術、知識が日本に集積し、その上数兆円規模の産業が誕生するのです。

 

ただでさえ日本は科学技術力が著しく弱まっています。

今でこそアジアで唯一ノーベル物理学賞を排出する国でいられますが、もはや5年後にはその地位を保てる保証はありません。

既にして、日本の科学技術に関する論文の引用数は凋落を一途を極め、スペインすらも下回り世界第10位にまで落ち込んでいます。

 

それは政府自体に充分に認識しているはずです。

 

であれば、このような科学技術力を高めるための絶好の機会を「お金がないから」などという下らない理由で見送るなど、正に愚の骨頂。

 

お金自体には価値などありません。

あくまで社会の潤滑油として使われるから、お金には価値が生まれるのです。

つまり、お金は使ってこそ価値があるのです。

 

このような超巨大プロジェクトの誘致を決して逃してはなりません。

そのためには一人でも多くの人がこのプロジェクトの重要性を理解し、応援することが大事なのです!

 

今回も長文を最後までお読み頂きありがとうございました😆