Dive Into The World

話題のニュースがどんな意味を持つのかを分かりやすく解説。普通の人たちと専門家をつなげるようなブログを目指します。

デフレ経済 x 野球観戦 @中日広島戦

野球に全くと言って良いほど関心のない私ですが、たまたまチケットが手に入ったので人生2回目の野球観戦に行ってきました。

対戦カードは中日広島戦。

ドラゴンズファンではないですが、まぁどうせなら地元球団を応援したくなるのが人の性です。

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ただ、実は私がもっぱら気になったのは野球の内容よりも、観客の持ち込み弁当の多さです(笑)。

イオンがすぐ側にあるからというのも大きい理由でしょうが、まぁ結構な人がイオンで買ったであろうお弁当を持ち込んでいらっしゃいます。一応飲食持ち込み禁止のはずですが・・・。

 

本来であればこういった非日常の世界では財布の中身なんて(ある程度)忘れて、ゲーム観戦に集中したいところでしょうが、今のデフレ経済の日本ではなかなかそうもいかないようです。

 

デフレというのは物の価値よりもお金の価値が上がっていく現象のことですので、野球観戦しながら飲食物を買ったり、サービスを買ったりするよりも、お金を使わずに貯めておいた方が得をするという判断になってしまう訳です。

本来野球チームを応援するのであれば、その会場でお金を落としてプロモーションやより強力な選手を招き入れる資金力を身に着けさせるのが良いはずです。

しかし、このデフレ不況の中では熱狂的野球ファンを除き、誰もが必要最低限の消費で、最大の効用(この場合は野球観戦を楽しむこと)を得ようと消費を抑え込んでしまう訳です。その結果、イオンで買った398円の弁当で飲み物も買わず野球観戦を楽しみ、そのまま家に帰ってしまうというスタイルが“賢い消費の仕方”として市民権を得てしまうのです。

 

消費者個人の判断としては全く間違っていません。

しかし、残念ながらそれでは経済は回りませんし、景気も回復しません。

個人の判断としては正しくても、それが合わさると間違った方針を生んでしまう。これを「合成の誤謬」といいます。

 

大勢の観客が見守る中、懸命にバク転、バク宙をこなすドアラを見ながら、このナゴヤドームという非日常空間の中に「デフレ不況」という現実をみてしまったのでした。

こんな事を考えずにスポーツ観戦に夢中になれるような世の中に早く戻って欲しいものです。

 

あ、書き忘れましたが中日が負けました(笑)。

最後4番ビシエドが盛大な三振を取られまして試合終了。

空振りした瞬間の会場全体から沸き起こるような「あ〜〜〜〜・・・・」という悲鳴にも似た落胆の声は当分頭から離れそうにありません(笑)。

 

という訳で、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m